やっぱり自然だよね

春、秋、冬はとくになんとも思わないんですけど、夏になると雑草がグングン伸びまして、芝生のあちこちから植えた覚えの無い草がピョンピョン出てきます。
そうなってくると、のぶりんから「庭の芝刈りをお願いします」と言われるんですが、「自然は自然の状態が美しいと思うのよね」「安倍晴明の庭も手入れされていないし」と、夢枕獏氏の小説に出てくる描写を使わせてもらいながら、1年以上放置してきました。

異常気象とも言える夏の暑さ

まぁ、口ではそんなことを言っていますが、実際は夏の暑さですよね。
去年も今年も夏はめっちゃ暑くて、そんな中で芝刈りをしたら 確実に熱中症で倒れる自信があります。
涼しくなってから雑草を抜き、芝刈りはそのうちやろうと思っていると、いつの間にかどうでもよくなると。そんな繰り返しでございます。

なぜか車は真夏でも洗っているけど・・・。

重い腰を上げてみた

天候が悪く、曇や雨が交互に訪れていた7日(木)と8日(金)は、少し気温も下がっていたので、ついに動きました。

7日(木)

放置期間が長かったので、芝生の長さもとんでもないことになっています。
これは何度も往復しなければならないと判断し、最初は40mmで、次に35mmでカットすることにしました。

電動芝刈り機の準備をして、ブイーンと芝生の上を走らせたんですが、あまり手応えがありません。
こんなもんだっけ?と不思議に思いながら、後ろを振り返ると、芝生がキレイに寝ていました。
芝刈り機の刃がヘタっているようです。あるいは、芝が長過ぎるのか。

そんな状態なので、芝刈り機の角度を変えながらなんとか少しでもカットするように何度も歩き、とら刈りの庭が出来上がりました。

限界を迎えて終了しました。

8日(金)

昨日手を付けていなかった場所があるので、そちらをブイーン。
とら刈り状態の昨日の作業エリアもブイーン。

相変わらずとら刈りですが、これ以上の美しさを求めるのは無理であろうと終了。

続いて雑草に手を付けます。

芝刈り機ではほとんど効果が無かったので、芝生の端をカットする電動工具で退治していきました。
短くなりましたが、根が残っているのでまた伸びてくるでしょう。
止めを刺すために手で根こそぎ抜こうとしますが、ほとんどブチッていう感じで根が残りました。

また、かなりの範囲を占めていて、庭の王様のごとき存在感を放っている雑草があります。
これはキレッキレの鋭い葉っぱなので素手でいくと返り討ちにあいます。
軍手で引っ張りましたが、あまりに巨大過ぎてブチッと切れることもありません。

大きなスコップを持ってきて、足で根本に向けてガッガとしてみました。
多少持ち上がりましたが、根が強すぎてビクともしませんでした。
コレはまた後日勝負ということで諦めました。

こまめにやろう

こまめに芝刈り、雑草処理をしておけば、こんな大変な思いをせずに済んだんだろうと、小学生でも分かることを改めて理解しました。