キャビン・フィーバー
監督が自身のデビュー作品をリニューアルした作品です。
山奥のロッジに休暇を楽しみにきた若い男女5人。
まぁ、 パターンですな。
そこで、謎の感染症にかかった男性が現れ、あまりの恐ろしさに助けずに 撃退。
その後、仲間の1人に感染症の症状が・・・。
定番ものなので、安心して観られます。
ただ、安心しているので、ホラー作品としてはいまいちかもしれません。
この手の作品を観たことがない人には入門編としておすすめかな。(でも、グロいので注意)
最後に、カップルの別れがあります。
彼女が感染して、もう虫の息なんです。
あまりの苦しさから、「ひと思いに殺して・・・」 と彼氏に懇願します。
「好きな女性を殺すなんてできない!」 と、頭を抱えるのですが、それでもこれ以上彼女を苦しませたくないと、銃口を向けます。
泣きながら、引き金を引くと 「カチッ」 と虚しい音が響きます。
なんてことでしょう。
弾切れです。
彼氏はあたりを見回し、スコップ を手にします。
大きく振りかぶったスコップが、グシュッ と鈍い音を立てます。
私、テレビの前で言いました。
「腹かよっ!!」
血を吐きながらも、彼女はまだ生きています。
スコップなら、喉か頭でしょ。
お腹じゃ、即死にならないでしょうが。
次こそは頼むぞ、彼氏。
しかし、 彼は何故かスコップを放り投げます。
そして、ポリタンクを持ってきて、ボロボロの彼女にガソリンを浴びせます。
傷口に沁み入るガソリンに、悲鳴を上げる彼女。
火の点いたマッチを投げて、火だるまになった彼女は、さらなる悲鳴を上げ続けて絶命。
彼氏、超ドS。
謎の感染症や、不気味な田舎の住人よりも、よっぽどホラー。
変なところに見所があるという、変わった作品でありました。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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