彗星が地球に最も接近するとき、異常現象が起きる という作品。
久し振りに集まった仲間たちと楽しくパーティーをしていると、突然電気が消えました。
外に出てみると、周囲の家も暗くなっており、この一帯が停電していることが分かりましたが、少し先に1軒だけ明るい家があります。
「俺、電話を借りに行ってくる」
何故か、携帯も固定電話も不通になっていたのです。
しばらくして、青い顔をした男が戻ってきました。
「どうしたの?」
「・・・俺たちが居た」
「どういうこと?」
「あの灯りのついた家に行ったら、俺たちが居たんだ・・・」
ここから、異常な世界に迷い込んでいくことになります。
「電話を貸してもらえるように手紙を書いておいてくる」
「やめなさいよー」
「紙とペンをくれ」
「よし、出来た」
「キャー、誰か窓の外に居たわ」
玄関のドアを開けて周囲をうかがいますが、誰もいません。
しかし、ドアに張り紙があり、それを家に持ち込むと全員の顔が青くなりました。
先程書いていた手紙とまったく同じ文面で、文字もまったく同じ。
さて、彼らの運命は・・・。
途中まではドキドキする展開で面白かったです。
でも、最後はなんだかなと。
ちょっと勿体無い感じの作品でありました。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆