ジャンゴ 繋がれざる者
監督は Quentin Tarantino です。
短い時間ではありますが、今回も自身の作品に登場しているのは、相変わらずですね。
彼は終盤に登場し、派手に散っていました。 (まさに文字通りです)
ストーリーですが・・・。
元歯科医の ドクター・シュルツ(Christoph Waltz) は、数年前から賞金稼ぎに転身。
とある農園にいる新たなターゲットを探しているのですが、相手の顔が分からないため、以前そこで働いていた黒人奴隷の ジャンゴ(Jamie Foxx) を購入して賞金稼ぎのお供にします。
ドクター・シュルツ は奴隷制度を毛嫌いしていますので、ジャンゴ を自由人として扱い、ジャンゴ も戸惑いながらも奴隷ではない生き方を始めていきます。
農園に着いて ジャンゴ がターゲットを発見。
ドクター・シュルツ に伝えるのかと思いきや、自身でターゲットを殺します。
実は、この農園で働いていた時に ジャンゴ の奥さん(同じく奴隷)もいたんですが、彼女に対してひどい体罰をしていたという恨みもあったのです。
その後、ジャンゴ と奥さんは奴隷商人によって別々のところへ売られて離れ離れになっています。
ドクター・シュルツ は ジャンゴ に提案します。
「この冬、いっしょに賞金稼ぎをして金を貯めよう。そして、その金を使って、奥さんを探しに行こう」 と。
ということで、元歯科医と元奴隷のチームが結成されます。
冬が過ぎ、奥さんの居場所を突き止めた彼らは、そちらへ向かいます。
奥さんを購入したのは カルビン・キャンディ(Leonardo DiCaprio) という金持ち。
また、そこで右腕として働いているのがスティーブン(Samuel L. Jackson)という男。
この2人が悪いのよ、本当に。
レオ様の悪役ってあまり観たことないんですけど、なかなか迫力もあって良かったです。
Samuel L. Jackson も良い味出してました。
果たして無事に奥さんを救うことは出来たのでしょうかって感じの作品です。
個人的には ドクター・シュルツ を演じていた Christoph Waltz が抜群でした。
イングロリアス・バスターズで助演男優賞を獲得して注目を浴びた俳優さんですが、今回も素晴らしかったです。
アカデミー会員の目にも同様に映ったようで、またしても助演男優賞を獲得しました。
もう、押しも押されぬ名優の仲間入りですね。
作品そのものは、Quentin Tarantino って感じですので、彼の作品が好きな人にはおすすめ。
血しぶきやらの暴力描写はけっこうありますので、そちらが苦手な方はご遠慮ください。私でも引くところがちょっとありました。
3時間近い大作ですが、時間を感じさせない作りはさすがです。
私は全体的に楽しめました。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
コメントを残す