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日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

第85回アカデミー賞で4部門を受賞(ノミネートは11部門)した作品で、私がずっと観たかったものです。
主人公はインドに住んでいる パイ という男の子で、お父さんが動物園を営んでいましたが、諸事情により北米に移り住み、そこで動物たちを売却することになりました。

大きな船に家族と動物達で乗り込み、いざ北米へ出発。
航海は順調に進んでおりましたが、大嵐に飲み込まれて船が難破してしまいます。
なんとかギリギリのところで、救命用の小型船に飛び乗った パイ と、同様に飛び乗ってきたシマウマ。

必死に船にしがみついたまま数時間が経ち、ようやく嵐が去っていきました。
すると、船の荷物入れから隠れていたハイエナが登場。さらに船の近くでバナナの束に乗ってプカプカ浮いていたオランウータンを救助し、ここから1人と3匹の遭難劇が始まります。

タイトルにあるトラはどうした?とお思いでしょうが、後のお楽しみです。

この話はおじさんになった パイ が、共通の知り合いから紹介された小説家に語ったものです。
ということで、最終的に救助されるのは最初から分かっているのですが、それでも面白いというこの作品はなかなかのものです。

途中、なんだか辻褄の合わないところもあるんですが、これは最後に明らかとなりますのでお楽しみに。

とにかく映像が美しいです。
視覚効果賞を受賞したのも納得です。
少し前に同様の賞を アバター が受賞し、こちらも映像美の評価が高かったですが、私はこの作品の方が好きです。

少しファンタジー色もあって、観ながらビッグ・フィッシュを思い出しました。
この作品はおすすめです。良いです。

評価 9点
★★★★★★★★★


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