k-kaz ブログ(旧)

日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

k-kaz.net のイメージ画像_white

歯医者

「風邪で通院しています」 って言うと、

「あら、お大事に」
「うつさないでよー(笑)」

って感じの反応が一般的ですよね。

「歯医者に通っています」 って言うと、言葉には出しませんけど、

「え~!虫歯あるの!?」
「歯、みがいてないの?」
「きたな~い!」
「気持ちわる~い」

って思われちゃうのはひどいですよね。
なんでしょう、このイメージの悪さは。

私、7月の終わりから歯医者に通っています。
名誉のために言っておきますが、虫歯じゃないですからね。
だから気持ち悪いとか言わないでください。

顎が痛いのです。
顎関節症ってやつです。

治療として、マウスピース(正確にはマウスガード)をして寝ています。
ボクサーになったみたいで、最初のうちは楽しかったんですけど、最近は面倒になってきました。

で、昨日が通院日だったので行ってきたんですが、基本的にはマウスガードの微調整。
それ以外だと、先生が他の患者さんの治療をしているときの時間潰し的な感じで、歯の掃除をしてくれます。

キュイーンという音や、歯をギリギリとみがく音って、昔はなんとも思わなかったんですけど、この頃はちょっとした恐怖に近いものが出てきました。 私、幼児化しているようです。

肝心の顎の治療ですが、なかなか良くならない私に業を煮やしたのか、新たな治療が加わりました。
顎関節部分を温める治療です。実際は目の上にタオルが置かれているので処置している様子は見られないんですけど、たぶん棒状の医療器具を顎関節に近付け、ボタンを押すと熱い何かが顎関節にピンポイントで飛んでいるように思われます。
熱い針をプツプツ刺す感じ。やっていることはお灸の進化版かな。

先生が治療する前によく言うじゃないですか。
「痛かったら左手を上げてくださいね」 って。

あれって、手を上げる人いるんですかね。
子供なんかは素直にあげるんでしょうけど、大人はどうなんでしょう。

少なくとも私は、負けた感じがするので上げません。
それに上げたところで治療はしなくてはいけないのですから、「はい、分かりました」 と言いながら、 結局続けるんですよね? (疑り深い)

昨日の電子お灸のときも言われたんです。
「痛かったら左手を上げてくださいね」

そんなことを言われて上げる私じゃありませんからね。(知らんがな)
もちろん上げる気ゼロですよ。

ピッ、ピッ、ピッと熱い針(のような感覚ね)が刺さります。
最初のうちは、温かいな と思うくらいでしたが、 「痛くないですか?」 「大丈夫です」 というやりとりのあと、出力を上げたのか、距離を近付けたのか、熱さというか痛さというか、そんなものを感じるようになってきました。

「まだ痛くありませんか?」 「大丈夫です」

”まだ” って何だ?
文字数にしてたった2文字ですが、その裏には 「いけるとこまでいってやろうじゃないか」 的な意思を感じました。

私も負けるわけにはいきません。
その後も何度か繰り返された 「大丈夫ですか?」 「大丈夫です」 のやりとりと、その度に強力になる針との戦いに見事勝利し、最後まで手を上げることなく治療を終えました。

「だいぶ温めたので、後でちょっと痛くなるかもしれませんが、その時はお電話ください」

”そこまでやるなよ” と内心思いながらも、「分かりました。ありがとうございました」 と言って、帰りました。

今になっても特に痛くもないので大丈夫そうです。
でも、顎は痛いです。

いつ直るのかしらね。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください