photo credit: SandraGonzález
のぶりん から、帰ってくるように言われたので身支度を整えて駐車場へ。
車のセキュリティを解除しようとボタンを押すものの、うんともすんとも。
何度やってもダメです。
普通ならボタンを押したときにキーが光るんですが、全然光りません。
電池かなと思って、開けることにしました。(同じ型のものでなくても、繋げば一時しのぎでなんとなるだろうと)
小さめのプラスドライバーを持ってきて、ねじに当てようと・・・。
なんか、ヤな感じ。
ねじ山の潰れ具合が、なんかヤな感じ。
とはいえ、ここでいかないと何も進まないわけですからね。
時間に遅れると のぶりん に怒られますし。
「僕は男の子!」 と叫びながら(心の中で)、えいやっと回しましたよ。
ねじ山が消え去りました。
ここには道具が無い。
ねじ山の消えたネジを回す手段が無い。
買いに行くにも車に乗れない。
そもそも、買いに行ったら間に合わない。 のぶりん に(略)
こじ開けるか。 (遠くを見つめながら・・・)
マイナスドライバーをグリグリっと押し込みます。
手元が狂って 左手の小指に突き刺さりました。
流血事件です。
何でこんな目にあうんだ。
何か悪いことでもしたか。
むしろ、良いことしかしてないぞ。 (本当か?)
と、1人で悶々としながら、車のところへ戻り、 「普通にキーを回して開けたら開くんだよな」「でも、ウィンウィン警報が鳴るんだよな、たぶん」「どうしようかな」
のぶりん に電話しました。
のぶりん 「何?」
k-kaz 「セキュリティ解除のキーが効かなくなっちゃって・・・」
k-kaz 「部屋に予備のがあったよね?」
のぶりん 「えー、ちょっと見てくるからかけ直すね」
k-kaz 「あい」
のぶりん からの折り返しを待つ間、憎しみを込めて キーをポチポチ押していたら、ファンファンと ロックが解除されました。
車に乗り込んだところで のぶりん から着信。
のぶりん 「部屋のどこらへん?」
k-kaz 「開いたからいいや」
のぶりん 「・・・・・・・・・・」
k-kaz 「・・・・・・・・」
帰宅して、予備のものと付け替えました。
のぶりん は心なしか口数が少ないようでありました。
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