先日リハビリに行ったときのこと。
電気治療をしているときっていつも目を閉じて 妄想している んですが、タッタッタと私の方に誰か走ってきました。
「k-kazさん、ごめんなさいねー、ここ寒いでしょう」
そう言いながら、毛布を肩から掛けてくれた 看護婦さん 。
惚れてしまいそうです。
「ここ、エアコンの真下だから寒いのよー。仕切りのカーテンを開けても良いかしら?開けるとだいぶ暖かくなるから」
この席に案内された瞬間から 寒い と思っていた私には 天使のような心配り でした。
ずいぶん前のことですが、この 看護婦さん と 患者さん のやり取りが聞こえてきたときがあって、そのときの 看護婦さん の言葉が印象的でよく覚えています。
患者さん (年配の男性)が、奥さん に苦労を掛けてばかりで、そのたびに喧嘩になるという話でした。
「たしかに俺が悪いんだよなー、○○さん(看護婦さん)の旦那が俺みたいだったら怒って出て行っちゃうでしょう」
「いいえ。私は 耐え忍ぶ女 ですから、じっと我慢して待ちますよ」
気が利くし、さらに耐え忍ぶ女です。
なんだか無敵ですね。
コメントを残す