CASSHERN
70年代にヒットしたアニメ 「新造人間キャシャーン」 を実写化した作品。
原作は知りません。監督は GOEMON の人(紀里谷和明)です。
近未来の日本。
放射能汚染などの公害がひどく、健康な人はごくわずかという状況。
そんな中、遺伝子工学の権威である 東博士 は、新造細胞理論 を学会でぶち上げます。
この新造細胞を使うと、身体のどの器官であっても複製ができ、機械の部品を取り替えるように悪い部分を交換することが可能となる夢のような細胞です。
研究施設には紫色のプールがあり、そこで新造細胞が培養されています。中には複製された足や腕などがわんさかとあり、かなりグロテスクな光景が広がっています。
東博士 が実用化に向けて研究を続けていると、天から稲妻型の巨大な物体が降ってきて、そのプールに突き刺さりました。
すると、バラバラだった足や腕などがくっつき始め、やがてつぎはぎだらけの新造人間がプールから続々と出てきました。
軍の施設でしたので、すぐに軍が駆けつけて、新造人間たちを射殺していきますが、少数はなんとか生き延びて施設から脱出します。
人間に対して強い憎しみを持った新造人間たちが、人間に対して宣戦布告。全面戦争へと突入していきます。
そんな感じの映画。
登場人物の誰にも魅力がないという、なかなか稀有な作品です。
意味不明な長時間のモノクロシーンは、無駄にしか感じませんでした。
新造人間が強いのかというと、別に強くもないし、特殊能力みたいなものもありません。
見所がまったくありません。
評価 2点
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
http://www.youtube.com/watch?v=JpUWsMzwpAA
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