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日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

鎖に繋がれている人のイメージ画像

許せない事件

世の中、許せない事件が多くありますが、その中でもとくに気分の悪いのが児童虐待です。

事件が起きると、すぐに「児童相談所は何をやっていたんだ」という話になりがちですが、そこには色々な問題も孕んでいて、事情を知らずに矢面に立ちやすい児童相談所及び担当職員を一方的に責め立てるのは、どうかとも思います。(そこが悪いときもありますけど)

この前、テレビでやっていましたが、児童相談所というのは役所の中の一部署であり、どこの会社にもある部署異動等によって、人材の入れ替えが行われるようです。その仕組み上、長いことその席に座るということも稀のようで、約4割の人材が5年未満でそこを離れるとのこと。ですから、熱意をもって児童相談所の職員として役目を果たす人ばかりではないと。そもそも異動したくない人も沢山いるのでしょう。

構成員には、もちろん専門職の方もいらっしゃいますが、上記の形で異動された方は素人です。経験を積んだ頃にはまた異動となれば、いつまで経っても人員の質は安定したものになりませんね。

職員1人あたりの抱える案件数も他国に比べてかなりの量で、とても、回しきれない(言葉が悪いですが)のが現状とか。

児童虐待の量刑もいかがなものかと思っています。アメリカの真似をしろとは言いませんけど、児童虐待については同等の量刑や、保護、監視等の仕組みを導入したほうが良いのではないでしょうか。刑が重ければ重いほど、また監視(とかくとキツイ表現ですが)があればあるほど、抑止効果も生まれるでしょう。

今回起きた事件では、せっかく一時保護したのに、最終的には家庭に戻され、そこで悲劇がおきました。親と子は一緒に暮らすのが良いという前提はよく分かりますし、ここは判断の難しいところでしょう。ただ、今まで暴力を振るっていた人間が、「もうしません」と言っても、人間は簡単には変わらないと思います。

多くは虐待自体を否定するでしょう。それでも、疑いがある場合は強制的にカウンセリングを受けさせ、客観的に安全であることを証明するとか、細かなフォローの継続によって異常が発生していないかの確認が必要でしょう。

子供は何があっても、根底では親を信じている(信じたい)ものですから、子供の意見をそのまま聞いて、同居を許すというのも、よろしくないのかなと思います。また、賢い子であれば、表向きは虐待を受けていないように振る舞うでしょうし、恐怖に支配されていると正常な判断ができなくなります。

いずれにしても、人員不足、経験不足、システムの不備、量刑による抑止効果の無さなど、問題は山積み。頭の悪い私には解決法が分かりませんけど、国としてしっかり予算をとり、まずは職員の待遇を良くしていかないと。負荷オーバーで潰れちゃうか、手を抜くしかありません。

私は頭も悪く、虐待に関してはズブの素人なので、間違ったことを書いているかもしれません。(しかも、勢いで書いてしまった・・・)

読んで気分を害した方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。

それでも、これだけは正しいと胸を張って言えます。

子供は日本の宝。

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