やりたいこと

VS Codeのスニペットと同じようなことをObsidianでやりたかったのです。

たとえば figure src="Value1" alt="Value2" caption="Value3" というテンプレートを用意して、Value1からValue3までをTABキーで移動できるような感じ。

できなかった

結論、できなかった。

コアプラグインのテンプレート、コミュニティプラグインのTemplaterもダメでした。

同じではないですが、代わりになるものとして、コミュニティプラグインのQuickAddがなんとか使えそうかな。

QuickAdd

ネットで使い方を調べてもあまり詳しく出ていないのですよね。
仕方なく、NotionAI(Gemini 2.5 Pro)に聞来ながらやってみました。

テンプレ展開後にTABで次の入力欄へ移動するのはやっぱりできないので、展開前の段階で入力ウインドウを必要回数開いて、文字列を保存します。で、それらを一気に展開すると。

動作イメージ

  1. 画像ファイル(Value1)はどこですか?というウインドウが開く
    • 画像ファイルの場所を入力する → A
  2. alt(Value2)に何を入れますか?というウインドウが開く
    • 文字列を入力する → B
  3. caption(Value3)に何を入れますか?というウインドウが開く
    • 文字列を入力する → C
  4. 展開
    • figure src=“A” alt=“B” caption=“C”

インストール

Obsidianの設定画面 → コミュニティプラグイン → 閲覧 → QuickAdd で検索してインストール

設定

QuickAddの設定画面を開きます。

スニペットの名前付け

QuickAdd 設定その1
スニペットの名前付け。

  • 「Name」とうっすら書かれているところに作成するスニペットの名前を入れます。
  • その横のボタンは選択式なので、「Capture」を選びます。
  • 「Add Choice」を選択します。

スニペットの編集

QuickADD 設定その2
スニペットの編集

  • 名前を付けたスニペットの横にある歯車アイコンを選択します。

こんなウインドウが開きます。

QuickADD 設定その3
詳細設定を行います。

  • 開いているファイルへ展開するので、「Capture to active file」をオン
  • 「Capture format」をオン
    • ここに書いた文字列がアクティブファイル(開いているファイル)のカーソルがあるところに展開されます。
    • 下記3つのウインドウが順に開きます。
      • {{value:ソースを入力}}、{{value:altを入力}}、 {{value:captionを入力}}

実際に動かしたところ

QuickADD 設定その4
入力画面はこんな感じ。

  • ウインドウのタイトルはvalue:のあとの文字列「ソースを入力」等です。
  • ウインドウに文字列入力後は「OK」を選択するか、「Ctrl + Enter」で次に進みます。

こんな感じで展開

QuickADD 設定その5
展開されたイメージ。

この記事はObsidianで書いた

VS Codeのほうが早く書けるなあという印象。
環境を作り込んでいるというのもあるかな。

それと、Obsidian重いのよね。
Hugo serverはいっしょに動かしているけど、同じ状態のVS Codeよりも重い。
なんでだろう。