灰色の犬 条川署クロニクル
灰色の犬 条川署クロニクル
福澤徹三
福澤徹三
県警捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、濡れ衣を晴らす機会が訪れるが、上司から拳銃のやらせ捜査を命じられ、かつての捜査協力者だった暴力団幹部の刀根剛に協力を求める。しかし刀根は組を追われる寸前で、誠一の息子、遼平は職を失い多重債務に苦しんでいた。三人は巨大組織を相手に絶体絶命の窮地を脱出できるのか!?
ページ数が多くてちょっと長いのですが、面白かったです。
🔗羊の国の「イリヤ」と少し似ていて、どん底の状況からの巻き返しがスカッとしますね。
今回は刑事の主人公だけではなく、その息子と、捜査協力者である暴力団員もどん底からの生還となるため、3人分のスカッとです。
条川署シリーズは全4巻なので残り3冊。
続けて読むか、別の本を挟むか検討中。