Hugoにおける記事作成の環境

HugoはMarkdown形式で記事を書きます。
私はVS Codeを使って書いているんですが、正しい書式で記述しておきたいので、拡張機能である「markdownlint」を利用しています。
これを入れておくと、Markdown記法に則っていない部分に波線が入りつつ、どんな間違いが起きているのかとか、正しい書式への修正とかが可能です。

頭を悩ますエラー

記事の上部ではタイトルとか、カテゴリーとか、カバー画像なんかを設定します。
その部分にいつも出てくるこの警告。

No link definition found
![No link definition found](2024-03-11-VS Code-001.webp)

categories、tags、archivesの3箇所に毎回チェックが入ります。
書き方に問題は無いのになんで出てくるのかと、以前から頭を悩ませていますが、気持ち悪いだけで支障は特にないので放置していました。

放置する前、markdownlintの機能を一部止めれば良いじゃんと、やってみた結果はこちら。

markdownlintの除外設定

settings.jsonを開いて、いくつかリンク系の機能を止めてみたんですけど、まったく状況は変わらず。
例えば、MD001の機能を止めるにはこんな感じで書きます。
MD001は見出しの増加をチェックするものです。1ずつ増加しているか確認します。

### settings.json

"markdownlint.config": {
  MD001:false
}

調べてみた

再び時間がとれたのでちゃんと調べてみました。

markdownlintNo link definition foundの組み合わせでネット検索。
頼みの綱の日本語情報は見付からず・・・。
仕方無く、英語サイト(こちらも情報がめっちゃ少ない)で情報収集を始めました。

markdownlintは関係無い

冤罪でした。ごめんなさい。

完全にmarkdownlintを疑っていましたが、こちらはVS Code自体が出している警告だそうです。
海外の方も私と同じ誤解をしていました・・・。

VS Codeの不具合なのか仕様なのかまではハッキリしませんでしたが、あるバージョンから出るようになったとのことです。

Markdownでリンクを書くときは、

[表示するテキスト](リンク先URL)

としますが、エラーが出ているところでは[]の後に()が続いていないため、リンクとして機能しないよということを教えてくれているらしい。

今のところ止める術も無いそうなので、 気にしない のが正解でしょう。
どうしても細かいところが気になる質ですが、心を強く持って頑張りたいと思います。