バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ!

現代人にとって避けては通れないストレスとの付き合い方。
「ストレスを貯めないために、うまくストレスを解消しましょう」とは言うけれど、具体的に何をしたら良いのか分かりませんね。

その答えが、

バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ!

です。

なんて分かりやすいんでしょう。

本書では、ストレスや幸せに関するホルモンの話や、脳に影響する腸内環境の話などから、ストレスと向き合う具体的な方法を導き出しています。
小難しい内容になりがちですが、医師と患者の対話形式で書かれているおかげで、すんなりと入ってきました。

「ホメオスタシス」という言葉も初めて知りました。

外部の環境にかかわらず、一定の状態を保とうとする調節機能

だそうで、生命を維持するために必要なものですが、何か新しいことを始めたときに三日坊主で終わったとか、勉強の習慣が身につかないとかそういう影響もあるそうです。
今までと違うことを続けようとすると出てくる「ホメオスタシス」の妨害に打ち克つことが、生活習慣、食生活等を変化(改善)するときのポイントになりそうです。