アイドリングストップについて。
今どきの車でしたら、ほぼほぼ標準装備となっているアイドリングストップ。
車から排出される二酸化炭素を減らそうという取り組みで、信号待ちなどで車が停車したときに、自動でエンジンを切る仕組みです。
しかもエンジンを切っているから、燃料の消費も抑えてくれるという、地球にもお財布にも優しいものです。
でも、私は嫌いなんだな。
下記の記事で書きました。
エンジンの再始動は、ほんの短い時間で済むんですけど、それがどうも合わない。
こちらの意のままに動かないのは、少し怖い。
ということで、アイドリングストップの機能を切りましょう。
アイドリングストップを切る方法。(公式)
公式なやり方も用意されています。
ハンドルの右側に、アイドリングストップをキャンセルするスイッチが付いています。
一番簡単なのは、これを押すことですね。
但し、問題もあって、エンジンを止めると設定が元に戻る という、うんこ仕様です。
エンジンをかけたあと、毎回このスイッチを押すことができる、仏様の心をお持ちの方でしたら、余計な時間もお金も使わず、すぐに幸せを手に入れることができます。
アイドリングストップを切る方法。(キャンセラー)
世の中には、仏様に慣れない人がたくさんいますので、そんな方向けにキャンセラーと呼ばれるキットが販売されています。
Amazon とかで「車種 アイドリングストップ キャンセラー」と検索すれば出てくると思います。
数千円くらいの代物なので、こちらを購入して、多少の工作をしてあげると、常にキャンセルされた状態を保てます。
キャンセラーの仕様によりますが、取り付けたら常にキャンセルされ続けるもの、スイッチ操作で純正と逆の動きをするものなどいろいろあるかと思うので、仕様と金額を見ながら好みのタイプを選ぶと良いです。
アイドリングストップを切る方法。(お金の無い私のやり方)
仏心もお金も無い私はどうすれば良いのかと、散々ググってこのやり方に辿り着きました。
予備知識。
アイドリングストップが正常に動作するためには、「スタンバイ条件」という、いくつもの前提条件をクリアしている必要があります。
たとえば、エンジンが十分に暖まっている
、バッテリーが十分に充電されている
、運転席ドアが閉まっている
等々。詳しくは車両のマニュアルをご参照ください。
逆にその条件から外れる状態にしてあげると、アイドリングストップが動作しない状態になります。
こういうことに気付く人って頭が良いですよね。
条件から外すのはボンネット。
ボンネットが閉まっている
というのが条件にありますが、これを外してあげるのが手っ取り早く、車にも影響が無いらしい。
ボンネットのロックをするフックの下からケーブルが伸びています。
このケーブルの先にはコネクタが付いており、車体側からくるケーブルのコネクタと接続されています。
ボンネット側と車体側のケーブルを外します。
これは何も難しくないです。
単純に接続されているコネクタを外すだけ。
ボンネット側のケーブルを保護します。
コネクタの端子部分がむき出しになってしまうので、雨水が入ったりして腐食しないよう、ビニールテープを巻いておきます。
車体側のケーブルを短絡してから保護します。
車体側のコネクタに口が2つありますので、クリップ等でその2つを繋いであげます。
そして、それがきちんと固定されるように、ビニールテープで巻きます。
ボンネット側はビニールテープだけ。
車体側はクリップ入りです。
あとはそれぞれのケーブルがぶらんぶらんしているのを適当に固定してあげて終了です。
私はタイラップで軽めにキュッとしておきました。
補足とまとめ。
ちなみにビニールテープについては、耐熱で、自己融着タイプのものを使用しています。
一応、エンジンルーム内で熱を持つかもしれないのと、水が入らないようしっかり隙間が埋まるようにと。
ということで、使ったものは クリップ と ビニールテープ のみです。
これだけで、コペンは ボンネットが開いている と勘違いして、「スタンバイ条件」を満たしません。結果として、アイドリングストップモードに入らなくなります。
キャンセラーもそうですが、これらのプチカスタムは 自己責任 でお願いします。
それが難しいということであれば、公式に用意されている スイッチを毎回押す という回避方法をお使いください。
ちょっと反省。
ここまで書いてきてあれですが、作業しながら写真を撮らないと、全然分かりませんね・・・。
これから書こうとしているいくつかの記事も同様なので、ごめんなさい。(先に謝っておく)