妻は見えるひとでした
僕の妻は、子どものころから不思議な感覚の持ち主だった。 目をつむっても、耳をふさいでも、普通の人には見えないものが見え、 知りたくもない他人の心の内まで聞こえてくる……。 その苦しみは想像を絶するものだった。 だが、そんな生活の中で、妻を救ってくれたのもまた、その能力だったのである。 独特の軽妙なタッチで描かれる、ちょっと不思議で心が温かくなる、 実話をもとにした再生の物語。 1章分の書き下ろしを含めた加筆を行い、待望の文庫化!
幼い頃から苦しんだ特殊能力の持ち主である奥さんと、特殊能力はないけど幼いころからあの世やお化けの存在を信じている旦那さん。
2人が出会ったことで、不思議な出来事がどんどん起こり、やがて奥さんの心の平穏も訪れるというお話。
お馬さんの話は悲しくて涙が出ましたが、とても心温まるお話でした。
また、イメージと全然違う死神とかも面白かったな。
評価
4点 ★★★★☆