稲荷山誠造 嵐のあとには青い空

このじいさん、無茶が過ぎる!
愛する孫のために、命を懸けた常識破りの大救出作戦開始。家族への想いが奇跡を起こす、笑って泣ける痛快小説
金貸し業界のやり手・稲荷山誠造、七十二歳。金融管理庁の立入検査に大銀行からの買収話と、会社存亡の危機が迫る。あわただしい会社に、金貸し会社には似つかわしくない若い女性が現れる。 彼女は告げる。 稲荷山の孫、翔と連絡がつかないと。
調査を進めてわかったのは、翔は何者かに拉致されたということ。 一体誰が? なぜ翔を?
稲荷山誠造シリーズ第二弾ですね。
72歳とは思えぬ行動力で孫のピンチを救いに走り回る稲荷山誠造。
今回は孫の恋人(の関係に近付いている女性)、若生里栄を相棒に物語が進みます。
人情もののストーリーで、笑いあり涙あり。
エンターテイメント小説として、時間を忘れて楽しめました。
評価
4点 ★★★★☆