プロパガンダゲーム

プロパガンダゲーム
根本聡一郎

「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?――先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにかを読者に問いかける。アマゾン電子書籍の人気作を大幅改稿した完全版!

🔗 スウィンダラーハウス を書いた方です。
室内でチームに分かれて活動するという点は共通していますね。
そういうのがお好きなのかしら。たまたまかしら。

最終選考のあとにおもしろい展開が待っています。
このあとどうなっていくんだろうというワクワクを残したまま、エンディングを迎えてしまうので、もうちょっと続きを読みたかったなという感想。
でも、ここで終わるのが正解なんだろうなとも思えるラストでした。

評価

4点 ★★★★☆