クレイジーズ
ゾンビ の George A. Romero が(すごく語弊がある)、1972年に公開した作品のリメイク版となっております。
のどかな町で行われていた野球大会。
その試合中に、センター方向から明らかに試合と関係ない おじさん がフラフラと歩いてきました。
普通なら審判が駆け寄るところですが、試合を観に来ていた 警官 が慌てて駆け出します。
おじさん は、ライフル銃を持っていたのです。
小さな田舎町ですから、みんな顔見知り。
当然、警官 と おじさん も知った仲です。
警官 「●●(おじさんの名前)、また酔っ払っているのか?銃を置きなさい」
おじさん 「・・・・」
しばらく おじさん は無反応でしたが、突然ライフルを 警官 に向けました。
パァ~ン
先に 警官 が発砲し、おじさん は息絶えます。
数日後、小学校の校長先生の自宅で火事が起こり、奥さんと息子さんが亡くなります。
火を着けたのは校長先生自身でした。
知り合いが 「どうしてこんなことをやったんだ!」 と詰め寄っても無反応で、先の おじさん と非常に良く似た状態です。
実は・・・。
バイオテロ用の細菌を積んだ軍の飛行機が、この田舎町の近くにある大きな池に墜落していたのです。この町では、その池の水を蒸留して飲料水としていたため、町民が次々に感染していったのでした。
感染者は、生気の無くなった表情になるものの、初期段階では見た目だけでは判断がつきません。会話も普通にします。但し、細菌の影響で非常に凶暴になり、殺人マシーンと化すのです。
ゾンビとは一線を画しますけど、やっかいな存在には変わりありませんね。
果たして、警官は住み慣れた町と住民を守ることが出来るのでしょうか・・・という話。
そこそこ面白かったです。
いっそのことゾンビになってしまえばと思わなくも無いですが、これはこれで良いでしょう。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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