k-kaz ブログ(旧)

日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

映画フィルムのイメージ画像

バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

バタフライ・エフェクト

カオス理論のバタフライ効果をテーマにした作品。
『蝶の羽ばたきが、地球の反対側で嵐を起こす』 というようなことらしいのですが、私には良く分かりません。

短い時間ですが、時々記憶を無くす少年 エヴァン
病院で精密検査を受けますが、とくに異常は見られず、父親不在によるストレスではないかとの診断が下されます。父親は重度の精神病疾患により入院中。

特に治療などの必要は無さそうですが、日記を書くことを医師から進められます。
書いたことを次の日覚えているかを知るために。

そんな青年が大学生になりました。
ここ7年は記憶を無くすこともなく、プライベートも順調です。

ある日、昔の日記を読み直していたら、記憶を失った日のページのところで、突然意識が朦朧として、当時の夢を見ました。
夢というにはあまりにもリアル。まるで現実のようです。

このページには、無力な自分(少年なので仕方ないんだけど)のせいで悲しい出来事が起こったことが書かれており、まさに今その場面に直面しています。

当時の エヴァン は何も出来ませんでしたが、今は違います。
この後起こることは分かっていますし、成長した頭脳も持ち合わせています。
エヴァン は少年の身体のまま、自ら行動を起こし、その後起こる悲劇を回避することに成功しました。

目を覚ますと同時に、激しい頭痛に襲われます。
しばらくして落ち着きを取り戻すと、すぐに異変に気付きました。
先程まで居た寮の自室であることは変わりませんが、部屋の装飾、レイアウト、ルームメイトが変わっています。(自分の格好も)
外に出ると、今まで友達付き合いをしてこなかった人たちから声を掛けられ、逆に友達に声を掛けると怪訝そうな顔をされます。

さらに実際に起こったはずの悲しい出来事が、無かったことになっているのです。(実は愛犬が殺されちゃったんですけど、それから何年も一緒に居た記憶や、写真などが出てきます)

あれは夢では無くて、現実だったのか。
自分が記憶を無くした場面に戻り、過去を変えることができる。

それを知った エヴァン は・・・というお話。(長い)

最後で眠っちゃったり(観直した)して、 いまいちよく分かりませんでしたが、こうやって書きながら頭の中を整理していると、なるほどよく出来ていますね。
レビューサイトでの評価が高いのも納得かな。

細かいところで気になっちゃうところはありましたけど、なかなか面白いのかなと思います。
過去は変えることが出来るけど、未来となる現在の幸せは保証されないというか、それなりの代償が付きまとうというのも良いですね。切ないですな。

2回観てちょうど良い映画かもしれません。私の頭では。

評価 7点
★★★★★★★☆☆☆

http://www.youtube.com/watch?v=u5dVQfzjDS4


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください