原作、スティーブン・キングです。
彼のことを詳しく知っているわけではありませんけど、やっぱりこのミステリーな分野では名が通っているということで、ちょっと期待して観ました。
大嵐の被害をしたたかに受けて、ショックを受けながらも息子とスーパーへ買出しにやってきた主人公。
奥さんの買い物リストを1つずつ消していって、レジの列に並びます。
すると、悲鳴をあげながらスーパーへ転がり込むように入ってきた近所のおじさんが、「○○が霧の中の何かにさらわれた!」 と、鼻血で赤く染まった顔で喚きます。
その声に釣られて、店員をはじめ、お客さんも外を眺めます。
すると霧が立ち込めて、窓の外は視界がほとんど利かない世界に変貌しました。
“霧の中の何か” とは一体・・・。
2時間くらいの映画でしたが、最後まで時間を気にすることなく観られました。
その点、とても高評価。
しかし、人間って怖いね。
今作では宗教にどっぷりのおばさんが、スーパー内に残っている人たちを扇動し、見事なヒステリー集団を完成させます。
神がお怒りで、生贄が必要だからと、自分の声に耳を傾けない人を集団で襲ったり。
あのラストは無いよなぁ。
やりきれない。
それが狙いなんだろうけど、ダメですね。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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