2012
マヤ文明は非常に正確な暦を持っていたことが知られていますが、その暦は2012年で終わっているんです。
当然のように、「なぜそこで終わっているのか」 という議論がありまして、「それは地球が滅亡するからだ」 と、終末論を唱える方々もいらっしゃいます。
今作はそんな地球の滅亡をテーマにした作品でありまして、最新技術を駆使したCGがふんだんに使われています。
やりすぎなところもありますが、全般的にはよく出来ていて迫力もありますので、観賞は劇場向きでしょうね。
ストーリーはこんな感じ。
観測史上最大の太陽フレアにより、各地で大災害が起こります。
事前に情報をキャッチしていた科学者、偉い人たち、お金持ちは、秘密裏にノアの方舟を準備しており、大災害が起きはじめた時に乗船を始めます。(陸が崩れ、見渡す限り海になってしまうことを知っているので)
一方、残された一般の人たちは、大災害が何故起こっているのかも知らぬままパニックに陥り、あっけなく命を落としていきます。
さて、人類の運命は?
主人公がハッキリしません。
わざとそうしているのでしょうが、感情移入はしにくいです。
主要メンバーは3人。
John Cusack が演じる作家さん。
Danny Glover が演じる米大統領。
Chiwetel Ejiofor が演じる科学者。
作家さんは居なくても全然構わないくらいです。
あとから付け足したんでしょうか。
ちなみにのぶりんは John Cusack を知りませんでした。
「人気俳優で主演作も多いよ」 と言ったら 「えー、観たことなーい」 「あまり好みじゃないし」 と言っていました。
絶対に観たことがあるはずなんですけど、印象に残っていないようです。
たしかに地味であるし、作品も日本で大ヒットというのは少ないかも。
迫力ある映像を観たい方にはオススメ。
私は睡魔に襲われたため3日間に分けて観ました。
評価 5点
★★★★★☆☆☆☆☆
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