ノウイング
とある小学校が創立され、その式典でタイムカプセルを校庭に埋めることとなりました。
タイムカプセルは50年後に取り出されるということで、50年後の未来の絵を描きましょうと担任の先生が言い、子供達は楽しそうにカラフルな絵を描きます。
授業の時間が終了し、先生が1人ずつ席を回って絵の回収をしていると、最後の子がまだ必死に描いていました。
先生が覗き込むと、画用紙にびっしりと数字が書き込まれています。
「絵を描いてって言ったのに・・・」
「さぁ、先生にちょうだい」
50年後。
MITで教授を務める ジョン(Nicolas Cage) と、その息子が、あの学校の50周年式典に出席しました。(息子が通っていた)
タイムカプセルのくだりは大盛り上がりで、中から取り出されたいくつもの封筒に生徒が群がります。皆、受け取った封筒に入っている絵を興味深げに見ていますが、息子は難しい顔をしていました。
彼が見ていたのは、数字の羅列が書かれた紙 だったのです。
自宅に戻り、彼は ジョン に紙を見せます。
「持ち帰っちゃダメじゃないか。明日、先生に返すんだぞ」
そう言いながらも、この数字が気になってしようがない ジョン は、一旦それを預かります。
xx/xx/xx zz
こんな感じで、無数に並んでいる数字。
スラッシュが入るところは日付?
一ヶ所だけ抜き出して、ネットで検索してみました。
20/10/05 81
ヒットしたのはニュース記事。
2005年10月20日、大型ハリケーンで81人が死亡。
まさかと思いながらも、他の数字を入れてみると、同じように大事故の起きた日付と死亡者の数にピタリと一致しました。
書かれた数字を1つずつ検証し、最終的に残った日付は3つのみ。しかもごく近い未来。それから、日付の前に必ず付いている謎の数字。
なんとか自分が止められないのか・・・と ジョン が頑張る映画です。
日付の前に付いていた数字の意味や、最後の日付の横にあった死亡者数33が実はEEをひっくり返したものだったりと、謎が順を追って解け出すあたり、なかなか緊張感もあって楽しめました。
実際に起こる飛行機や地下鉄などのシーンも、かなり気合の入ったCGで迫力ありました。ちょっと違和感もあったけど、まぁ、良し。
しかしながら、最後はいただけませんな。
ディセント で 地底人が出たくらいのガッカリ感 です。
そこまでは面白かったのにな。残念。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
http://www.youtube.com/watch?v=B5jTEZrw2wE
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