オーメン
何度目の観賞かは分かりませんが、久し振りに観たくなったので借りてみました。
外交官の ソーン夫妻 に待望の子供が出来ますが、残念ながら出産直後に赤ちゃんが亡くなってしまいました。
落胆する夫に、同じ時刻に生まれた赤ちゃんを引き取らないかと医師が言います。
話を聞くと、こちらは出産直後に母親が死亡し、親族は誰もいないとのこと。
これも神の意思だろうと、その子を抱えて何も知らない婦人のもとへ・・・。
いいですね、悪魔の子。
この時点でもう私の心を掴んでます。
ホラー映画として分類はされていますが、ちょっと異色かなと思っています。
本作で、666についての意味を知った人も多いことでしょう。私もその1人。
その後、黙示録を読んで、666に出会ったときは 「あぁ、オーメンだ」 とちょっとした感動を味わったものです。
キリスト、聖書、教会、神父、悪魔というものがキーワードですので、それらと関わりの少ない日本人が感じるところは、キリスト教圏の方々とはずいぶんと違ったものになるのでしょうが、それでも私は楽しめました。
これから観賞する方は、黙示録を読んでからのほうが、より楽しめるかと思います。
この映画に関わらず、黙示録を題材とした作品は多いので、尚のこと。
印象に残ったのは ダミアン の誕生日に家政婦が・・・のシーン。
それから、ダミアン が部屋の中を三輪車でグルグル回ってから、廊下へ飛び出していくシーン。(シャイニングも三輪車出ましたね)
あとは記者がガラスで・・・のシーン。
ダミアン の表情、目なんかも印象的です。
そういえば、これまでにいろんな映画を観て、いろんな名前が登場しましたけど、ダミアン という名前だけは忘れませんね。不思議なことに。
評価 8点
★★★★★★★★☆☆
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