フェイク シティ ある男のルール
悪者には情け容赦無く、堂々と人種差別発言をする腕利きの捜査官 トム・ラドロー ( Keanu Reeves )が主人公。
手に余る人物ではあるが、仕事は優秀で、汚い仕事もキッチリとこなすため、自身の出世にプラスになると踏んでいる上司 ワンダー ( Forest Whitaker )は、彼を手元に置いておきたいため、いつも尻拭いをしています。
ある日、ラドロー の元に ビッグス と名乗る男が近寄ってきました。内部監査部に所属する人物です。
なぜ自分のところに監査部の人間が来たのか、周囲の人物に聞き込みをしていると、どうやら元相棒の ワシントン が ビッグス と頻繁に会っているという情報を得ました。
昔から仲の悪かった ワシントン を一発殴ってやろうと思った ラドロー は、非番の日に ワシントン の後をつけていました。
ワシントン に続いてコンビニへ入ろうとしたとき、マスクをした2人組の男が駐車場に乗り入れて来るのが見えました。手にはライフルを持っていて、明らかにコンビニ強盗です。
ラドロー は拳銃を抜いてコンビニへ入り、ワシントン のところへ知らせに向かいます。
しかし、声を掛けられて振り向いた ワシントン は、ラドロー の拳銃を見て自分を襲うためにやってきたと勘違いしてもみ合いに。
強盗は、最初に店主を射殺。
続いて ワシントン を射殺。
ラドロー はとっさに身を隠して助かりましたが、後で防犯ビデオを見た上司の ワンダー は言いました。
「お前が何と言おうと、映像を見る限りはお前が2人組を連れてきてワシントンを殺したようにしか見えない」
「俺は、今から外に出て電話をしてくる。帰ってきたら録画されたディスクは無くなっているはずだ」
という感じで、腐敗した警察組織がテーマの作品です。
テンポが良いので最後までさっくり観られましたが、別に Keanu Reeves が出なくても良いと思いますし、2時間ドラマでも十分な話。
ストーリーも含め、観終わってあまりしっくり来ない感じです。
評価 4点
★★★★☆☆☆☆☆☆
http://www.youtube.com/watch?v=UbYnoxtD26E
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