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日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

ICHI [Blu-ray]

ICHI

お久しぶりの邦画です。

以前、CGの歴史とその技術の進歩についてまとめられたドキュメンタリー番組を観ていたとき、ハリウッドが主体(ピクサーとかね)の構成だったんですが、この「ICHI」が日本代表という意味合いか分かりませんが、取り上げられていました。
そういった経緯がありまして、今回観ることにしたのであります。

行方知らずの父を探す、盲目の女旅芸人「」を 綾瀬はるか が演じます。
盲目で、さらに女性(しかも美人)ということで、悪い男が寄ってきたり、トラブルに巻き込まれるのは日常茶飯事。

できるだけ人との関わりを持たないよう、ひっそりと生きるですが、いざというときは父から教わった 逆手一文字斬り で、悪人をバッサバッサと斬り捨てます。

あるとき、男3人に囲まれていると、そこに1人の男が割って入ってきました。
名は 十馬 (とうま)。 大沢たかお が演じています。

十馬 は10両を男たちに渡して、この場は見逃してくれと懇願するものの、悪人はそんなこと聞きません。
10両も、女ももらっていくと言い出し、刀を抜きます。

十馬も対峙しようと腰の刀に手をかけますが、震えてしまって刀が抜けません。

笑いながら襲いかかる3人。
万事休すの 十馬

が動きました。

悪人の1人が倒れます。

続けざまに残り2人も斬り倒し、は杖で足元を確認しながら、無言のままその場を離れていきました。

十馬 を追いかけて・・・。

そんな感じの映画です。

十馬 って真剣にトラウマがあって抜けないだけで、実は藩の武術指南役の家に生まれた武術のエリート。
の心を開かせようと、木刀で対決をするシーンがありますが、 十馬 が勝っています。

ヘタレシーンの多い 十馬 ですが、この設定は 後半で大活躍の予感。

と、思っていたら、そうでもなく。

なんだか、途中までは面白くなりそうな展開だったのに、終盤はどんどんテンションが落ちていくような映画でした。

映画そのものは置いといて。

池のほとりで、 十馬 が静かに話すシーンがあります。
このときのの横顔が、あまりに美人すぎて見惚れてしまいました。

綾瀬はるか のファン、もしくは 美しい女性が見たい という方にだけオススメします。

評価 4点
★★★★☆☆☆☆☆☆


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