噂には聞いていた Spotify がどんなものかと、アカウントを作って1日体験してみました。無料版ね。
Spotify(スポティファイ)とは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽ストリーミングサービス。2018年現在、1億7000万人(うち有料会員数7500万人)のユーザーを抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手である。パソコン・スマートフォン・タブレット・ゲーム機などのデバイスに対応しており、日本では2016年9月にサービスが開始された。
Spotify – Wikipedia
結論から言いますと、私には合っていない。
私が音楽を聴くときって、聴きたい曲があるんです。
Spotify は、4,000万曲という膨大な曲をストックしてあり、それがすべて無料で聴けるんですけど、
シャッフル再生なんです。
いつ、自分が聴きたい曲になるのか分からないし、その曲が再生されるまで、いらん曲を何曲も聴くハメになります。
新しい音楽に出会えるという、Spotify の良さである部分なんですけど、強制的に聴かされるというのは、私には合わない。
私は、今、この曲が聴きたいんだよ!! って、曲を選択すると、一応30秒くらいは聴けますけど、そんなの意味無いんです。
私、閃きました。
プレイリストだ。
プレイリストに聴きたい曲を詰め込もう。
そして、これも裏切られるわけです。
プレイリストの中もシャッフル再生なんです。
おっさんの脳みそは、シャッフル再生で混乱をきたします。
この曲の次はこれが流れて、その次はこの曲で・・・と脳みそが記憶しているわけですが、シャッフルはその順番を無視しますので、おっさんは、気持ち悪くなります。
そっ、そうだ。
一曲だけのプレイリストを作ってやる。
私、考えましたね。
思惑通り、選択した曲が流れてきました。
私は、Spotify に勝ちましたよ。
曲の再生が終わり、リピートされるのを待っていたら、
聴いたこともない曲が流れてきました。
Spotify「おすすめの曲を追加しました」
なんと行き届いたサービスでしょう。
シャッフルされても困らないのは、寝るときに聴くヒーリングミュージックかな。
でも、Spotify にはタイマー設定がありません。
朝まで延々と垂れ流しです。
とりあえず、寝る時間が訪れたので、Spotify を終了して寝ました。
朝、聞き慣れぬ音が携帯からしたので見ると、バッテリー残量が 5% になっており、消費電力をセーブするモードに入っていました。
設定画面からバッテリー状況を確認すると、Spotify が暴走中。(お前、昨日終了したじゃんか・・・)
アンインストールしました。
偏屈な私の性質に合わなかっただけで、このサービスは素晴らしいですよ。
- いろいろな音楽に出会いたい。
- 特定の曲やアーティストに拘りは無い。
- 純粋に音楽を楽しみたい。
そういった人には最高じゃないでしょうか。
自分から音楽を探しに行く労力さえも要りません。
Spotify が自動で提案してくれますし、聴いている曲の好みに合わせて選曲もしてくれるようで、まさに今の時代っぽいサービスですね。
ちなみに、ここまで書いた文句は
有料会員になれば、ほとんど解決します。
が、それならコスパで優位性のある Amazon Music Unlimited かな。
それにお金を出すんなら、気に入った曲やアーティストの懐に直接入るようにしたいのが、私の気持ち。そうなると、今までどおり Amazon でデジタルデータを購入し、それを Amazon Music で聴くのが良さそうかな。
携帯のアプリを削除した私ですが、Spotify そのものは、今後も使えそうかなと考えています。
それが、ブラウザでの利用です。
なぜか、ブラウザだと、
シャッフルしないんですよ。
不具合かもしれませんが・・・。
ですので、聴きたい曲があれば、ブラウザで選曲したり、プレイリストに入れて聴いています。
まぁ、パソコンで聴いていると、隣にあるテレビと音が混ざっちゃうので、テレビを観ないとき限定ですけどね。
その限定状況についても、昨日、自室のテレビに Chromecast をくっつけて NBA の放送が観られるようにしちゃったので、かなり減りそう・・・。
というわけで、私が音楽を楽しむときの使い分けは、こんな感じ。
- 自室 ・・・ Spotify(ブラウザ)
- 屋外 ・・・ Amazon Music(携帯アプリ)
- 寝室 ・・・ MPDサーバー(Raspberry Pi)
Spotify にしろ Amazon Music にしろ、無料版がありますので、気になる方はお試しください。
Spotify の中の人、ご利用中の方、お気を悪くしましたら、ごめんなさい。
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