Stephen King 原作。
世界中で大ヒットしたホラー映画です。
子供の失踪事件が続く、小さな田舎町。
弟が行方不明になった少年と、その友達グループは、Loser(負け犬)と呼ばれ、不良グループにいつも絡まれ、嫌がらせを受ける日々を送っています。
夏休みに入ると、弟がまだ生きていると信じる少年は、友達を連れて調査を始めるのですが、それからというもの、それぞれの少年少女に奇怪な現象が起こるようになり・・・という話。
それぞれが心に影を持っているんですよね。
その影に”それ”が忍び寄り、恐怖の味付けをして、命を食べるんです。
いろんなところで紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが、元凶となっている悪魔はピエロの姿をしています。そして、子供それぞれで何に対して恐怖を抱くのかは違うので、その子供にあった恐怖を演出し、幻覚を見せると。
但し、恐怖に会うのは1人で居るときに限ります。
グループとして、団結しているときには恐怖に襲われず、ピエロとの直接対決ができるという、子供たちが主役の映画らしい設定。
どことなく、スタンド・バイ・ミーなんかを思い出しながら観ていました。
大ヒットした作品ですので、基本はきっちり抑えていますし、子供たちの友情や、初恋、大人への反抗なんかも絡んで、青春ホラームービーとして、キレイに出来上がっていると思います。
ただ、子供たち主演(目線)の作品って、そんなに響かないんですよね。
おっさんだから。
子供の心を持ち続けている純真な大人の方に観ていただきたい作品です。
尚、R15なので、お子様は鑑賞できません。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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