メイズ・ランナー
目を覚ましたのは、もの凄い勢いで上昇するエレベーターの中。
しばらくすると停止しますが、壁のドアが開くことはなく、天井が開き、眩しい日差しが飛び込んできます。
どうやら、地下から地上へと続くエレベーターだったみたい。
上から覗き込む大勢の人間。
「よぉ、新入り!」
引き上げられた場所は、周囲を高い塀に囲まれた土地。
「ここは?」 という質問に誰も明確な答えを返さず、リーダーと呼ばれる男からここでの生活に関するルールを教えられます。
毎月1人ずつ人が送り込まれていることも。
そして、塀に囲まれているためどこにも行くことはできず、定期的に空から降ってくる物資と、自給自足で生活をしていることも。
ただ、塀の一部は朝から夕方まで開いており、ランナーと呼ばれる精鋭たちが入っていきます。中は迷路になっており、ランナーがそれを解く作業をしているのです。外への道を探して。
「どれくらいの期間やっているの?」
「3年だ」
「・・・」
果たして、彼らの運命は・・・という作品。
迷路は定期的に組み替えられていて、さらに魔物も棲んでいます。
ここは人工的に作られ、実験体として彼らが放り込まれているんですね。
なかなか面白かったです。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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