天使の分け前
素行の悪い青年が、父親になるのをきっかけに更生していくという作品です。
2012年カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しています。
「天使の分け前」という素敵なタイトルですが、これはワインの話。樽の中で年に2%ほどワインが蒸発して失われるそうなんですが、そのことを「天使の分け前」と呼ぶそうです。
映画のストーリーでも最後にその言葉通りのことが行われていて素敵でした。
仲間に、そして、恩人である方に。
更生していくというわりに、最後に悪事を働くんですよね。
そのあたりがちょっと ? でした。
でも、よく考えれば誰も傷付けていないので、ギリギリセーフ?
まぁ、その部分に目をつむることができるのであれば、そこそこ面白いかと思います。
あまり大きな起伏はない、落ち着いた感じの作品でした。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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