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日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

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人生の特等席

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人生の特等席

優秀なスカウトマンだった ガス も寄る年波には勝てず、スカウトマンとしては致命的な目の病気にかかります。
球団との契約は残り3ヶ月。このまま引退を迎えるしかないのかというところに、弁護士の娘が登場。
過去から現在にかけて父娘の問題はいろいろとあり、深い溝が残ったままですが、娘が父親のために一肌脱ぎます。

契約中の最後の仕事になる、ドラフトの目玉選手のスカウト。
目がほとんど見えない父は、音を頼りに選手を見ます。
娘は父の代わりに目で選手を見ます。

全米が大注目している高校生のスラッガーの試合を数試合観戦した ガス は球団側に申し入れます。
「あいつはカーブが打てない、指名するな」 と。

しかし、球団側は ガス の意見を無視して高校生スラッガーを指名して獲得。
その後、娘が偶然出会った投手(高校生だけど、どこにも所属していないため無名)を強引にスカウトし、球団側にぜひテストを受けさせるように強く言います。
今まで ガス にはお世話になっているし、先日は意見を無視した後ろめたさもあり、じゃあ、見るだけ見ましょうかと。

テストとしてバッターボックスに入るのは例のスラッガー。
娘はスカウトしてきた投手に言います。

「まずは速球で」

振りかぶって、ズドーン。
さらに、振りかぶって、ズドーン。

試合ではとても手の付けられなかった選手ですが、1球もバットに当たりません。

「次はカーブ」

振りかぶって、ぐいんと曲がってズドーン。
さらに、振りかぶって、ぐいんと曲がってズドーン。

カーブが来ると分かっていても、全然タイミングが合いません。

ほら見たことかとドヤ顔の ガス と娘。
結局、この投手と契約することになるような終わりかたでしたけど、なんか納得いかないのよね。

データだけを重視して、ガス の言うことを無視したり、ガス との契約を早く終了させようとかしている球団ですからね。
私だったら、ドヤ顔のあとに ライバルチームへその投手を連れていく けどな。なんかお人好し過ぎて嫌な感じです。

簡潔に最後まで書いちゃいましたが、こちらの作品もやっぱりラブストーリーが入ってきます。
これも無くても良かったかな。

頑固親父の ガス を演じたのは Clint Eastwood で、娘役は Amy Adams でした。Amy Adams って、なんとなく Meg Ryan に似てる感じがします。

評価 7点
★★★★★★★☆☆☆


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