テルマエ・ロマエ
珍しいでしょ、邦画ですよ。
古代ローマで、浴槽の設計をしている ルシウス 。
ローマ帝国にふさわしい、もっと斬新で画期的なお風呂のアイデアがないかと、公衆浴場の湯船に浸かりながら考えていましたが、あまりに周囲の雑音が考えを遮るので、どぼんと頭まで湯の中に入ります。
すると、向かい側にある壁に穴が開いているのが見えました。
近付いてみると、そこから湯が外に流れ出ています。
なんでこんなところに穴が・・・ うわぁ~・・・。
ルシウス は穴に吸い込まれたのでした。
意識を取り戻し、ぶはぁっと立ち上がると、そこは見たこともない大衆浴場の湯船。
周りにいるのは老人ばかり。しかも、古代ローマ人とは違う人種。
「ひ、平たい顔・・・族!?」
湯船からあがったルシウスは、目にするものすべてにショックを受けます。
湯を入れる桶や、衣服を入れておく籠・・・。
こ、これは・・・使える!!
古代ローマに戻ったルシウスが取り入れたアイデアは、民衆から絶賛され、その名声はローマ皇帝にまで届くようになるのでした。
という感じの映画です。
その後も、古代ローマと現代日本の行ったり来たり。
前半はかなり面白かったです。
後半はイマイチかな。前半のようにもっとコメディ路線で攻めてみても良いのかなと思いました。
阿部寛 がハマり役でした。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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