デビル・インサイド
wowowでモキュメンタリー特集をしておりまして、4夜連続でその系列の作品が放送されています。
昨日の グレイヴ・エンカウンターズ から始まって、これが2夜目となります。
内容は私の好きなエクソシストということで、期待大。
20年前。
1本の電話が警察に入ります。
「3人が死んでいる」
「殺したのは私」
すぐに現場の住居へと駆けつけると、3人の教会関係者が死亡していました。
生存者は電話を掛けてきた女性ただ1人。
3人のうち2人が死亡していたのは地下室。
中央には、ちぎれた革紐とともに椅子が置かれており、何かしらの儀式を行っていたのが想像できます。
エクソシズムですわ。 (ですわって)
その女性は精神を病んでいるということで、刑務所には行かずに精神病院へと移送されます。
しかし、移送先は事件のあったアメリカの病院ではなく、バチカンの病院。
あやしい。
現在。
女性には当時8歳になる娘があり、現在28歳となりました。
彼女は当時母親に何があったのか、事件の真相を知りたいという思いから、ドキュメンタリー映像の撮影スタッフを連れてバチカンへとやってきます。
エクソシズムについて調べると、教会は学問として神父育成の授業で教えていますが、実際の儀式については行いませんし、認めてもいません。
そんな中、非合法にエクソシズムを行っている神父2人と接触に成功し、実際に彼らが行うエクソシズムの現場に立会い、彼女の決意が固まります。
精神疾患と判断されて20年も入院したままの母を、エクソシズムで救えるかもしれない。
母は悪魔にとりつかれているだけなんだ。
彼女は、神父2人と撮影スタッフを連れて、母の病院に忍び込み・・・。
って感じの作品です。
作品中に悪魔にとりつかれている人が何人か出てきますが、コキコキコキっと関節があり得ない角度で曲がったりとか、なかなかの異様さを出していました。
ビックリ系というよりも、静かな恐怖で、品が良いと思います。(何の品だ)
それにしても、最後の終わり方はひどいですね。
続編作りますってアピールなのか、想像にお任せしますなのか分かりませんが、思わず 「えっ!?」 って声出しちゃいましたよ。
最後がきっちりしていれば、もう1点あげたんだけどな。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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