久し振りに笑ったね。
いや、笑っちゃいけない。(コメディじゃない)
このクオリティを一番良くわかっているのは監督さんです。
それでも、この作品を世に出さざるを得なかった、大人の事情というものがあるんです。
だから、敬意を払って鑑賞しないといけません。
Amazon の評価 1.5点。
果敢に挑戦した自分に乾杯。
最初、ゆーちゃん、のぶりんと一緒に観ていたのですが、
あまりに申し訳なくて、途中から1人で観ました。
でも、最後がまた面白かったので、
観終わってから、また2人に観てもらいました。
(被害者を増やす人)
パッケージにあるようなシーンは
一切出てきません。
悪魔ザメに噛まれて、家来のようになった女の子を木に縛り、悪魔祓いを始めます。
もうね、すぐそばなの。危ないの。
連れの女の子もすぐ横にいるわけ。手が届くって。
悪魔がとり憑いていても緊張感がありません。
連れの女の子なんて、「悪魔祓いやったことあんの?」とか「それじゃ、十字架が小さすぎるわ」とか、神父さんに突っ込みまくり。
神父さんも位の低い人(下っ端)なのか、連れの女の子に散々言われた挙句、悪魔の戯言で堪忍袋の緒が切れたのでしょう、悪魔祓いを放り出し、直接とり憑かれた女の子の首を締めちゃいますからね。
その瞬間、これまでいくら暴れていても、しっかり固定されていたはずの縄から、するりと腕が抜けて、とり憑かれた女の子と神父さんが対峙した状態で口論へ発展。
悪魔祓いはどこへいった。
後日談もまた面白い。
マッチョな女性(なぜそのキャスティング?)が、湖のほとりで水着になって日光浴。
そこへ現れた怪しげな男性。
寝ているところを襲われるのか?
と思っていたら、
舐め回すように携帯で写真を撮りまくり。
意味わからん。
しばらくして、寝ている女性の目の前で、撮った写真を指でスライドさせながら、カメラによく映るような位置で確認していくのです。
こちらは延々とマッチョな水着女性のスライドショーを見せられているわけですが、これって一体何だ。
また場面が切り替わるんですが、このシーンの意味が全く理解できずに、3人でポカーンとしていました。
他にもいろいろ書きたいことはありますが、もうね、アッパレだね。
悪魔にとり憑かれた女の子と、神父さんの名前が同じだったので、兄妹っぽい。
家族の思い出づくりに撮ってみましたって感じの作品です。
そうそう、最初に悪魔ザメが現れたシーン。
ゆーちゃん 「絵みたいだね」
それは、頑張って作ったCGなんだよ。
たぶん、そこにこだわりがあって、お金かけたんだろうけど、予算の都合があったんだよ。
だから、CGとしてはキレイなサメだったけど、リアル感は無かったね。
出てくる俳優さんたち、1人も知らなかった。
サメ予算が90%で、残り10%がその他諸々の予算くらいかも。
10%で切り盛りするために、家族、親戚、友人たちの愛情出演だったのかもしれません。
みんな、演技力に難があったし。
いろいろと書きましたけど、本当に詰まらない作品なら途中でやめますからね。
最後まで観て、後半はもう一度観直したんだから、立派です。
バカにしていないぞ。
みなさんも、評価の低い作品にあえて挑戦してみましょう。
新しい世界があなたを待っています。
評価 3点 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
3点って。
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