セブン・シスターズ
人口が爆発的に増えた未来の話。
偉い博士の先導により、世界は一つとなりました。
まずは、食糧難を解決するため、遺伝子操作などによって作物の収穫量を増やします。
そして、同時並行で一人っ子政策も行います。(中国がやってたね)
これにより、人類存亡の危機は免れた と思ったのも束の間。
遺伝子操作を施した作物を摂取すると、双子や三つ子など 多胎児の妊娠が高確率で発生 するようになりました。
政策には問答無用で従わなければならず、生まれた赤ちゃんのうち一人だけを選び、選ばれなかった子供たちは専用の施設に送られます。
施設は面倒をみる場所ではなく、赤ちゃんを冷凍保存し、人口問題が解決した未来に再び目を覚ますという仕組み。
ただ、お腹を痛めて産んだ我が子を簡単に差し出せるわけもなく、秘密のうちに隠し育てる人たちも存在します。
その不正を暴き、強制的に施設を連れて行く警察みたいな組織もあって、追いかけっこです。
前段が長くなりましたが、タイトルの通り、七つ子が生まれた家庭の話。
ここでも極秘に育てることを決め、子どもたちにこの世界を生き抜くための知恵を授けていきます。
名前は曜日。
日曜日はサンデーが外出でき、月曜日はマンデーが外出します。
翌日以降にボロが出ないよう、外の世界でどんなことがあったのかをその日の夜に共有する生活を続けます。
30年ほど続けてきた異様な生活でしたが、とある月曜日の夜、マンデーが帰宅しないという異常事態が発生し・・・。
なかなか面白い作品でした。
主演の女性が7つ子を演じていますが、どの女性も個性的。
多胎児の性格は似るもんだと思っていましたけど、まったく違うんです。
観ているときはそこが疑問でしたが、遺伝子操作した作物による影響 としておきましょう。
評価 8点
★★★★★★★★☆☆
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