モスキートマン
昔、ハエ男(ザ・フライ)という映画がありましたが、こちらは 蚊男 です。
人生に悲観して自殺しようとしたところを、親切な紳士に助けられ、バーでいろいろと愚痴を聞いてもらっているうちに、飲み過ぎて昏倒。
実はこの紳士は科学者で、スポンサーから提供される研究資金が底を尽きかけ、手順をすっ飛ばして人体実験に踏み切るしかないと考え、実験に使えそうな人を探していたのでした。
研究の成果である薬品を体内に注入すると、蚊に襲われなくなるという画期的なもの。
蚊による伝染病の急拡大が背景としてある中での研究です。
ところが、いざ注入してみたら、被験者がショック状態から死亡してしまい、ゴミ捨て場にぽいっと廃棄しちゃいます。
その後、被験者が息を吹き返しますが、そのときには見るも無残な姿になっていた・・・という作品。
復讐に立ち上がるダークヒーローものです。
科学者に対しては、死の制裁というのも分かるんですけど、クビにした上司や、ちょっと意地悪をした守衛さんまで殺しちゃうのってどうなのか・・・。
なんとも、後味の悪い展開でした。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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