エクストーション 家族の値段
リゾート地で船を借りた家族。
無人島を見付けて遊んだあとに帰ろうとするものの、船のエンジンがかからない。
携帯も使えない。周りには海しかない。帰れない。
数日が経ち、いよいよ体力の限界が近付いたところで、一艘の船に発見されます。
事情を説明して助けを求めると相手はこう言いました。
「いくらくれる?」
貯金すべてを渡すと答えましたが、「家族の値段はそれっぽっちか」 と聞き入れません。
「100万ドルよこせ」
「そんなにないっ」
「知り合いから借りればいいだろっ!」
船は父親だけ乗せて港へ戻ります。
港にある公衆電話から知人に電話をさせて金を集めさせ、100万ドルには足りませんが、相手の男は妥協したようで、全額を指定した口座に振り込ませます。
再び無人島に向かうのですが、一緒に港に戻って捕まるわけにはいかないと、父親は別の船をあてがわれ、鍵の付いた操舵室に閉じ込められます。
「そのまま付いてこい」 と言われ、先導する相手に付いていくしかない父親。
そして、周囲に海しか見えなくなったところで先導していた船がスピードを緩めて、父親の船に幅寄せ。
男が移動してきて、甲板に穴を空け始めます。
再び自分の船へ移動して、沈んでいく船を見届けてからその場を去っていきました。
果たして、家族の運命は・・・という映画。(長いよ)
まぁ、わりと普通かな。
そんなに面白くもないし、主人公の父親の行動もどうかと思うし。
「キャプテン・フィリップス」で、アカデミー助演男優賞にノミネートされた Barkhad Abdi は、良い味出してますね。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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