パッセンジャー
地球から別の惑星へと移住するため、大型宇宙船で移動中の乗客(パッセンジャー)たち。
行き先はとんでもなく遠いところなので、冬眠ポッドで仮死状態のまま運ばれ、到着4ヶ月前に目覚めるようプログラミングされています。
そんな中、システムの故障が発生し、1人の乗客が目を覚まします。
宇宙船の中を歩いてみますが、誰も居ません。(みんなポッドの中)
見付けた案内ロボに聞いてみます。
「あとどれくらいで到着するんだ?」
「89年後です」
「・・・」
ここから必死に再度冬眠する方法を探したり、地球への連絡を試みたりしますが、どれもうまくいかず。
乗務員が冬眠しているエリアや、重要なシステムにアクセスできるエリアには権限がなくて入れません。
なんで5,000人もいる乗客の中で自分だけ目を覚ましたんだ。
このままでは目的地に辿り付くこともできず、尚且つ孤独のままここで死ぬのか。
絶望の中、4,999人が眠る部屋を歩いていると、彼の足が1人の女性の前で止まります。
美人だ。
冬眠ポッドに書かれている名前から、彼女のことを調べます。(そういうことは出来るのよ)
年齢、職業、乗船目的などが記録されている動画データを観て、ますます彼女に惹かれていきます。
開けちゃおっかな。
冬眠ポッドを開けるということは、彼女の人生を奪うことになります。
葛藤の末に彼が出した答えは・・・。
という感じの作品です。
期待せずになんとなく観ていたのですが、出てきた女性がなんと Jennifer Lawrence じゃないですか。
一気に興味が湧きました。
面白い作品でありました。
評価 8点
★★★★★★★★☆☆
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