KRISTY クリスティ
題名になんで KRISTY と クリスティ を並べているんだろう。
いつもは大変な賑わいを見せている大学の寮ですが、明日から感謝祭ということで、ほとんどの学生が帰省しています。
残ったのはたった2人で、そのうちの1人が主役である ジャスティン です。
ジャスティン は貧乏学生で、帰省するお金が用意出来なかったのです。
もう1人の友達と、寂しく感謝祭を過ごす予定でしたが、そのお相手も急に予定が入ってしまって寮を出ることに。
寮に残っているのは警備会社の社員1人と、ジャスティン のみ。
ジャスティン が近所の小さなスーパーにアイスを買いに行くと、そこで顔中ピアスだらけの女性に絡まれました。
一旦は離れたのですが、その後、大学の敷地内まで侵入してきて・・・。
得体の知れない女性と、さらにその仲間と思われる不気味な仮面を被った3人の男から、突如命を狙われることになった ジャスティン は、一体どうなってしまうのでしょうか・・・という作品です。
ジャスティン役 を Haley Bennett が演じています。
そう、ラブソングができるまでに歌姫役で出ていた子です。
今作でもお尻をフリフリする動きを見せてくれました。
彼女の トレードマーク にでもなっているんでしょうか。
アメリカ全土に散らばっているオカルト集団が、神のお告げかなにか知りませんが、地元大学生を殺して回っている(他地域でも被害続出)そうです。
オカルトメンバーが、ジャスティン のことをずっと クリスティ と呼んでいましたけど、なぜそう呼ぶのか最後まで分からず、気持ち悪さが残ります。
しかも、ジャスティン自身が、最後には 「私はクリスティ」 とか言っちゃうし、どうなっているんだこの作品は。
オカルトメンバーも、本気で殺しにいっているのかよく分からず、けっこう大事なところで逃げられちゃっているし。
この手の映画って、絶対絶命での緊張感とか、絶望感とか、そういうものが必要だと思うんですよね。
それが、オカルトメンバーの間抜けさというか、詰めの甘さで台無しなんです。
ごく普通のか弱い女子大生1人に対して、4人がかりで返り討ちにあうって・・・
コメディか。
(と、言いたい)
Haley Bennett が出ていなかったら、私も最後まで観ることができなかったかも。
評価 5点
★★★★★☆☆☆☆☆
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