バーニング・ブライト
ラジオのDJが、超大型ハリケーンの接近に対して注意を呼び掛けています。
そんな状況の中、自宅周辺にサファリパークを作る計画をしている ジョニー が、凶暴なトラを仕入れてきました。
このトラは、とあるサーカス団で飼育されていましたが、あまりに気性が荒いためにサーカス団が手放すことを決めたのです。
大勢の観客が見守る中、演技中の馬を襲って食い殺したことが、それを決定付けました。
サーカス団の男は言いました。
「調教しやすいように2週間何もエサを与えていない」
「取り扱いには注意しろよ」
トラを自宅まで運んだ ジョニー は、スタッフたちに言います。
「ハリケーンに備えて、家のすべての窓に板を打ち付けろ!」
夜になりました。
家に居るのは、ジョニー と大学生になった娘の ケリー、自閉症の弟 トム。
尚、ジョニー は継父であり、子供たちと血の繋がりはありません。
母親は少し前に急逝しています。
夜中、激しい風や、家に叩きつけられる雨の音で ケリー が目を覚まします。
冷たい水を求めて、1階にある冷蔵庫の前に立つと、メモがありました。
ジョニー 「ちょっと町まで出掛けてくる」
こんな天候のときに何を考えているのだろうと訝しがりながら、ミネラルウォターを手にした ケリー は2階に戻りましたが、その時に1階から物音がしました。
ジョニー かしら?と階段の上から覗き込むと、トラが歩いていました。
1階に 2週間エサを食べていないトラ。
2階に ケリー と トム。
果たして、彼女たちの運命は・・・という作品。
真っ先に思い付くのが2階の窓から逃げるですけど、すべての窓に外から板が打ち付けられていますから、脱出できないんです。
携帯からレスキューに連絡しましたが、こんな夜なので電話が繋がらない・・・というね。
面白そうな題材ですけど、リアル感がいまいち。
トラとの絡みも、どうも 合成チック だったりしてね。
ということで、そんなに鬼気迫る感じもなくて、残念。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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