ゼロ・グラビティ
第86回アカデミー賞で7部門において受賞をした作品。
素晴らしい映像美については、その撮影技術が高く評価されていて、メイキング画像も人気であります。
舞台は宇宙。
スペーシャトルの船外で作業を進めていた ライアン・ストーン博士(Sandra Bullock) と マット・コワルスキー(George Clooney) に、NASAから連絡が入ります。
「すぐに船内へ避難するように」 と。
ロシアが自国の宇宙衛星をミサイルで破壊したところ、その衛星の破片が2人へと向かってきていたのです。
必死に避難を試みるも、破片の襲来が早く、スペースシャトルは甚大な被害を受け、2人も宇宙に投げ出されます。
NASAとの交信が途絶え、船も失った彼らの命は・・・という作品。
登場人物は、ストーン博士 と マット の2人だけ。
他は音声でNASAの人が登場するくらいです。
劇場の3D版を観た人の評価が非常に高く、自分も宇宙に居るような感覚になれたとのこと。没入感が凄いらしいです。
私は残念ながら、2Dのテレビで鑑賞したわけですが、それでもけっこうドキドキしました。
ストーリーとかはわりとどうでも良くて、宇宙における人類の無力感、死と直面した絶望感、次々襲い掛かってくる災難に対する緊張感など、普段の生活で鈍っている感覚が刺激される心地良さみたいなものも感じます。また、状況的に多くはありませんが、そんな中でも希望や楽しさなんかもあったり。
さすがにアカデミーでも高評価なだけあって、なかなかの作品でありました。
評価 8点
★★★★★★★★☆☆
ついでにメイキングも。
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