サイレント・ウェイ
モデルとして成功したいと考えている ローサ(Ana de Armas) は、オーディションを受けながらバイト生活をする日々を過ごしています。
ある夜、バイトを終えて自宅へ向かっている途中に電話が鳴りました。
同居している姉からで、洗濯機が壊れてしまって使えないという話でした。
ローサ はバイトのときに支給されている制服を着る必要があり、今日来たものはカバンの中に入っています。
それが自宅で洗えないとなると・・・。
仕方なく、彼女は深夜のコインランドリーへ入って行きました。
洗濯機を回していると、いつの間にか 大柄でとても怪しい男 がすぐそばに立っていました。
人気の無いところにあるコインランドリー。彼女は警戒し、距離を取ります。
男は並んでいる洗濯機のひとつに近付き、つり銭が出てくる口をあさります。
隣の洗濯機へ移動し、また同様に。
一通り確認した後、くるりと向きを変え、ローサ と対峙する格好になりました。
微動だにしない男と、ヘアスプレーを男に向ける ローサ 。
そこへ1人の男性が登場。
若くてイケメン です。
怪しい男は去って行きました。
お礼を言う ローサ と、どうってことないさとイケメン。
この後、2人は仲良く会話を始めるのですが・・・。
イケメンはヴァンパイアでございます。
最近続きますね。
作品としてはシチュエーションスリラーと呼ばれるジャンルに属するんでしょうね。
ちょっと面白かったのは、ローサ がイケメンに襲われて首筋を噛まれた後のところ。
実は不眠症の ローサ は、この直前に睡眠薬を飲んでいるのです。
その血を吸ったイケメンにも薬が回ってしまって、ヴァンパイアなのにフラフラになるという・・・。
個人的には最後までリアル志向で行って欲しかったです。
ヴァンパイアの登場とともに、気が抜けてしまいました。
映画としてはあまり面白くはありません。
主人公の Ana de Armas が可愛らしいところだけが救いですね。
この女性はキューバ出身とのこと。
ちょっと注目しておきましょう。
でも、導入部で延々と続く彼女の意味不明なダンス?は観ているのがしんどかったです。
映画そのものはおすすめしませんが、機会があればこの部分だけでも是非。
評価 5点
★★★★★☆☆☆☆☆
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