ジャック が目を覚ましたのは全面をコンクリートで覆われた部屋。
中には机とベッドしか物はなく、窓もドアもありません。
愛する女性 ケイト との結婚式当日、会場に向かったところまでは覚えていますが・・・。
この作品のプロデューサーは Peter Safran 。あまりプロデューサーに注目することはないかと思いますけど、この人、リミット とか ATM のプロデューサーです。
そう、 狭いところに人を閉じ込めるシチュエーションスリラーが大好きな人 です。
では作品に戻ります。
いつもいたずらを仕掛ける親友の企みと思って、親友の名前を大声で叫ぶも、何も起こらず。
すると、ピーッ、ピーッという電子音が聞こえてきました。
音の鳴る方へ向かっていくと、壁に埋め込まれた液晶画面と、その下にYとNのボタン。
この後、液晶画面に1つの質問が表示されます。
最初は放っておきましたが、大音量のノイズが鳴り始め、仕方無くボタンを押します。
ノイズは止み、代わりに壁に映像が映し出されました。
映像の中にいるのは親密な様子で会話している ケイト と ジャック の知らない男性。その2人を盗撮しているような映像です。
意味深な会話の途中で映像が停止します。
そして液晶画面に質問が。
「ケイトはあなたに隠し事をしていますか?」
実は ケイト も ジャック と同じように別の部屋に監禁され、やはり質問と回答を交互に繰り返しています。
すべての内容が2人の愛情や信頼を試すようなものばかり。
回答の後に再度質問が表示されます。
「今の回答にあなたの水を賭けますか?」
見事正解すると、いつの間にか机の上にあったコップに水が注がれています。
間違うと水はもらえません。
この確認の質問が徐々にエスカレートしていき、
「あなたの睡眠を賭けますか?」 とかね。
間違えるといくら眠くなっても眠れないよう強い光で部屋中が照らされ、それでもうとうとしだすと大音量のノイズが鳴ったり。
さらに相手に影響するものも登場し始めます。 ケイト に対して
「今の回答にジャックの両足を賭けますか?」 とかね。
この手の映画って、バッドエンドが当たり前の中、こちらの作品はハッピーエンドになるんですよね。
特別面白いわけではないんですが、その部分の裏切りは面白かったかなと思います。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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