シンクロ
どうでも良いんですけど、よくある名前なので Amazon で探すのが面倒でした。
休日を利用して離れ島へキャンプを楽しみにやってきた トレイシー、クレイグ、デレクの3人組。
夜、テントでくつろいでいると突然の嵐に襲われ、今にも飛んでいきそうなテントから脱出。
彼らは昼間に見付けた無人の別荘へ逃げ込み、一晩過ごします。
翌朝。
外から話し声が聞こえてきました。
そう、家主(初老の夫婦)が帰ってきたのです。
3人は慌てて地下室へ下りて、様子を伺っていたのですが、この地下室、どうも臭い。
悪臭の元に近付いてみると、そこには 2体の死体が・・・。
家主は殺人鬼!
3人は見付からないように、そぉ~っと出て行こうとします。
でも、やっぱり見付かるわけです。
トレイシー を人質に取られ、男性2人は家主に言われるがままに死体の処理をさせられます。
大きな穴を掘り終えたところで、腐敗が進みやすいように死体を覆っていたビニール袋を開封するように言われ、嫌々ながら開けてみたらビックリ仰天。そこに横たわっているのは 家主と瓜二つ なのです。
パニックに陥る3人は、一瞬の隙をついて猛ダッシュ。
家主も猛ダッシュで追いかけてきます。
そして、いよいよ捕まりそうになったところで助けが入ります。
裸の男性 が現れ、家主にアメフト選手のようなタックルをかまします。
ホッとしたのも束の間、裸の男性の顔を見てさらに混乱します。
クレイグ と同じ顔です。
すぐに、トレイシー と デレク にそっくりな裸の人間も登場。
一体、何が起こっているのでしょうか・・・。
という感じの作品です。
この別荘、昔は有名な科学者が所有していました。
科学者はここでクローン技術について研究を続けており、かなり良いところまで進んでいたようですが、実験途中に不慮の死を遂げています。
作品の中で出てきたそっくりさんは、そのクローン技術によって生み出された者。
まだ研究途中だったこともあり、完璧なクローンではありません。見た目は同じなんですが、知能や力などはクローンの方が優れています。
そのため、クローンは優秀な自分たちが生き残るべきだと、オリジナルの殺害を目論むようになっています。
科学者も自分のクローンに殺されたようです。
尚、クローンを作るのは簡単で、クローン生成用の液体にオリジナルの遺伝子(?)を混ぜるだけで、あっという間に出来上がります。
何故かその液体が汚水溜めに入っていて、別荘で用を足すとそこに流れ込んでクローンが出てくる仕組みになっています。あら怖い。
オリジナル対クローンの戦い。
題材としては面白いのですが、そんなに面白くなかったかな。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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