私の部屋に1枚だけ絵が飾ってあります。
絵と言っても、絵葉書なんですけどね。
Gustav Adolph Hennig
「The Artist’s Daughters on the Way to School」
独身のころに美術館で一目惚れしました。
ドイツのロマン派展だったかと記憶していますが、この絵は長いこと前に立って見ていました。
一通り見終わったあとで、もう一度見に戻りましたから、相当気に入ったんでしょうね。帰りに売店で絵葉書も買っちゃったし。
1998年のことですから、もう15年も経ちます。
近頃は自室でこの絵を見るたびに娘たちが重なります。
あと3年もすれば、この絵と同じように2人で小学校に通うんだよね。
1998年は、娘たちはおろか、結婚さえもしていませんでしたが、そのときに惹かれたこの絵の通りになっていきそうなんて、なんだか不思議だわ。絵の中の姉妹になんとなくうちの娘たちが似ているっていうのもね。
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