スピーク
モキュメンタリー特集の最後を飾るのはこちらの作品。
手作りのオカルト映像を撮影しては動画投稿サイトにアップしている兄弟(兄:監督、弟:カメラマン)が、今回は廃墟と化したホテルで、幽霊の撮影にチャレンジします。
この日のために集められたスタッフは、オカルト好きな音声さん2人(カップル)と、霊媒師の女性1人。
そこにアシスタントとして事前準備に奔走していた監督の恋人が加わり、合計6人での撮影に臨みます。
ホテルの前で待っていると、建物の管理をしている おじさん がやってきました。
おじさん はホテルの扉を開くのに気が進みません。
何度もやめておきなさいと忠告しますが、クルーはそれを無視して強引に中へと入っていきました。
カメラのセッティングなどをして、メンバーが1つの客室に集合します。
これから幽霊を呼ぶ儀式を行います。
でも、気の進まない人がもう1人いて、それが霊媒師の女性。
彼女はホテルに入ったときから、この場所のヤバさに気付いておりました。
監督に対してやめるように説得しますが、監督は耳を傾けません。 「もっと金を出す」 と言われ、渋々承諾した彼女は、速やかに儀式を済ませるとホテルを後にするため出口へと向かいました。
出口のドアを半分ほど開いたとき、後ろから声を掛けられます。
カメラマンです。
「今度、食事でもどう?」
彼女はドアノブを握り締めたまま答えました。
「・・・あなたがここを出られたらね」
「撮影が終わったらすぐに連絡するよ」
「それじゃ・・・」
彼女が視線をドアに移した瞬間、バタン!
はい、あとはお決まりのパターンです。
特集最後にしては、いまいち感が強かった。
パラノーマルを最後に持ってきてくれたほうが、おさまりが良かったかな。
この話、最終的に監督とカメラマンだけ外に出ることができました。
でも、アレなんですけど。
評価 5点
★★★★★☆☆☆☆☆
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