ジョゼップ・グアルディオラ。
愛称 ペップ 。
言わずもがな、バルセロナの監督であります。
現役時代、大好きでした。
すっと伸びた背筋の彼から、短・中・長距離の正確無比なパスがポンポンと繰り出されていて爽快でした。
ウィングとして左右に張っている フィーゴ と リバウド 。その2人にピタリと合わせるロングパス。糸を引くような、すぅーっと伸びていくパスにうっとりしたものです。
ボランチの概念を変えたと言われた彼。
ボランチというポジションにありながら、相手チームからマンマークをされたこともあります。
先に書いた通り、中盤の底から面白いように決定的なパスを出すのですから、マンマークもつけたくなるのでしょうね。
さて、その ペップ ですが、先程会見を行い、バルセロナを去ることとなりました。
この後の予定はまだ決まっていないようですが、引く手数多でしょう。でも、ちょっと休ませてあげたいですね。
初の監督業を自身が育ったバルセロナでスタートさせて4年が経ちました。
獲得したタイトルは13個。国王杯決勝がまだありますので、14になる可能性もあります。(でも、ビルバオに取って欲しいのよ)
2009-2010シーズンは6冠を達成。いまだに信じられないほどすごいことを成し遂げました。
彼がサッカー界に与えた影響は計り知れません。
多くのチームがバルセロナのスタイルを手本とし、対戦するチームは必死に攻略法を考え続けました。
バルセロナのサイクルは終わったという人もいれば、そうでないという人もいます。
私は ペップ の退団で、ひとつのサイクルは終わったと思います。
しかし、シャビ、イニエスタ、メッシ がいる限りは、まだまだバルセロナは終わらないでしょう。
後任の ビラノバさん (現助監督)は、ものすごいプレッシャーでしょうが、新しいバルセロナを創りあげていただきたいと思います。
ペップ が指揮をとる残り数試合。
最後まで見続けようと思います。
おまけで彼の現役時代の映像をひとつ。
寂しいね。
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