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日々思う、他愛のないことを綴ります。(2007.10-2022.12)

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のんびりとした田舎町で、自動車整備士として働く ジョージ(John Travolta) は、正直者で誰からも愛される人柄です。

そんな彼が密かに想いを寄せるのが、子供2人を連れてこの町へとやってきた レイス(Kyra Sedgwick) という女性。

彼女はオリジナルの椅子の製作と販売をしながら生計を立てていますが、 ジョージ は彼女と仲良くなりたいので整備工場の一角に販売スペースを設け、そこへ椅子を並べて、彼女の代わりに販売をしていました。

レイス 「ハイ、ジョージ」

ジョージ 「ハイ、レイス」

レイス 「あら、また売れたの?あなたって商売の才能があるのね」

ジョージ 「いや、君の作った椅子はすごく評判が良くて」

こうして、また彼女が自宅から椅子を運んできて、ジョージ と会話をする。これを繰り返していました。

実際は、彼女と会って話がしたいがために ジョージ が自分で買って、自宅に積み上げているんですが。 (けなげなジョージ)

ジョージ の誕生日。
町にある唯一のバーで誕生日会が開催されました。
皆から祝福され、自分は世界一の幸せものだと痛感する ジョージ

友達の1人が帰るということで、駐車場まで見送りに出ました。
車が去っていくのを見届けて戻ろうとしたとき、夜空の中に強い光を見付けました。
始めは小さな点でしたが、徐々に大きくなり、自分へと向かってきて・・・ ドーン。

この日を境に ジョージ は睡眠をとらなくなりました。(眠くならない)
これまで本を読む習慣はありませんでしたが、あまりに暇な夜の時間。彼は読書をするようになりました。けっして頭の良いほうではなかった彼ですが、1日に何冊も読み、しかもどんどん知識が頭に入ります。ポルトガル語の辞書を読めば、ポルトガル語が話せちゃうくらい。

彼は天才になりました。
湧き出るアイデアを町の人たちと共有しようとしますが、突然頭の良くなってしまった ジョージ を気味悪がって、みんな上っ面だけの付き合いしかしてくれないようになりました。

はたして ジョージ の身体はどうなってしまったのか、そして町の人たちとの関係は・・・そんな映画。

なかなか良い映画だと思います。
私の好きな John Travolta が出ているだけで得点が高くなってしまいますね。
ジョージ の去り際が秀逸で感動しました。これだけでも観る価値あるかなと思います。

アルジャーノンをちょっと思い出しました。

評価 7点
★★★★★★★☆☆☆


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