ファーゴ
本当は レビューサイト で 北斗の拳 とともにワーストを争っている シベ超 と 北京原人 を借りたかったのですが、どちらも見当たらず(TSUTAYA探しにくいです。検索システム置いてくれ)、たまたま目に入った本作を借りることにしました。ずっと観たかったし。
Coen兄弟 の作品です。
第69回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、2部門で受賞しています。
車の販売をしている ジェリー ( William H. Macy )は、営業部長という立場を利用して、お金を使い込んだことをなんとか隠し通してきましたが、それももう限界に近付いてきました。
資産家の 義父 に投資を提案するものの断られ、思い余った ジェリー は 妻の誘拐を計画します。
素人の自分だけではもちろん出来ませんので、仮出所中の自動車工に話を持ちかけ、その手のことに精通した知り合いを紹介してもらいます。
身代金として 義父 に請求する8万ドルを折半し、それに新車を1台プレゼントという報酬で契約完了。
誘拐を待っている ジェリー に 義父 から連絡が入ります。
「先日の投資の話だが、経理のスタンが乗り気でな。ちょっと来てくれないか」
これでお金はなんとかなる。
となると、誘拐計画は不要です。
すぐに計画の中止を伝えようと連絡を試みますが、相手は電話に出ません。
自動車工に相談しても、同じ電話番号しか知らないと言います。
その頃、覆面を被った2人組みは、今まさに ジェリー の家へ侵入しようとしていたのでした・・・。
ジェリー と覆面の2人組みが、ドツボにハマっていく様を淡々と描いたサスペンスもので、真っ白な銀世界と真っ赤な血のコントラストが印象的な作品です。
見所はただ1つ。
誘拐計画を実行する2人組みの1人を演じた Steve Buscemi です。
私が今回借りたのは、有名な作品であるからというのが半分。
残りの半分は Steve Buscemi が出ているから。
彼は本作で重要な役割を演じていて、長時間画面に出ています。嬉しい。
最後は いつものように死んじゃうのですが、その処理のされ方がまた彼らしいというか、なんというか。
とにかく、Steve Buscemi を堪能したい方にはオススメします。
久し振りに コン・エアー も観たくなっちゃった。借りてこようかな。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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