チョコレート・ファイター
ようやく観ることができました。
概要は 以前に書いたこちら をご覧いただくとして、今回は観た感想のほうを。
タイに居たヤクザの マサシ は、マフィアのボスの女である ジン と恋に落ちますが、それに気付いたマフィアから国を追い出されます。
その後、ジン はマフィアから離れて、すでに身篭っていたマサシ との娘を出産。 ゼン と名付けました。
ジンは、ゼン の成長が唯一の楽しみなのですが、どうも ゼン の様子がおかしいので病院へ連れて行き、そこで自閉症との診断を聞くこととなります。
数年後。
ゼン は隣のムエタイ道場の練習風景をじっと見つめ、見よう見まねで家の柱を蹴り始めます。
足が血だらけになっているのに気付いた ジン は、治療をしてから、柱に布団を巻いてやると、ゼン はまた蹴り始めるのでした。
テレビはいつも格闘技のビデオが流れています。画面を食い入るように見つめて、何度も何度も同じところを繰り返し観ています。
あるとき ジン が体調を崩して入院します。
その身体は癌に蝕まれていたのですが、お金がないので満足な治療は受けられません。
そんな折、ゼン の面倒を昔から見ている幼馴染が ジン の手帳を偶然見付けます。
開いてみると、人の名前と貸しているお金の額がずらっと並んでいました。
この人たちからお金を返してもらえば・・・そう考えた幼馴染は、ゼン とともにリストに挙がった人を訪ねていきます。
それが悪人ばかりだとは知らずに・・・。
ストーリーは無視して結構です。
無いと断言してもいいくらい薄っぺらいです。
そんなことより、ジージャー のアクションを観てください。
単純な迫力なら、「マッハ !」 とか 「トム・ヤム・クン!」 に分があるでしょうが、技のキレや美しさ(華麗さ)はこちらが上でしょう。
凄いアクションの中で、時折見せる女の子っぽさ(非力さから来るもの)も、逆に良いと思います。それを見ることで、 「これやってるの女の子なんだよな。信じられないな」 という感動を改めて感じることができます。
エンドロールで、撮影中に怪我をするシーンが何度も流されますが、あれを観ていると 死人も1人や2人出ているのではないか と思ってしまいます。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
ストーリーがないので点数は辛め。アクションだけ観ると割り切ればかなりのもの。
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